便意があるのに、なかなか出ず、踏ん張ってようやく出たのが「コロコロと硬いウンチ」

それも少ししか出ない、なんてことありますよね。

このコロコロとした便は、医学的には兎糞(とふん)と呼ばれています。

そう文字通りウサギのコロコロしたウンチと、見た目が似ているということです。

硬いために肛門を傷つけて痔になると、さらに症状が進み、直腸に便が詰まる、直腸性便秘を引き起こしてしまうなど、かなり厄介なウンチなのです。

なぜ、コロコロ硬いウンチになってしまうの?

ウサギの糞のように、硬くコロコロしたウンチになってしまうのは、「大腸の動きに問題がある」ことが多いといわれています。

食べ物は胃から小腸へ、そして大腸へ運ばれていきます。

ここでは液状であった消化物は、大腸で水分を吸収しながら、“適度なスピード”で、肛門へ送り出されて固形になります。

このスピードが健康な便を作り出すのに、重要なカギを握るのです。

早すぎると水分の量が多い“下痢”
遅すぎると水分の量が少ない“硬い便”となります。

さらに、大腸の壁は広まったり狭くなったりして、便を一定のスピードで運び出しますが、何らかの原因でリズムが崩れると、便が切れ切れになります。

この“スピード”と“リズム”が崩れると、コロコロウンチとなってしまうのです。

大腸のスピードとリズムを崩す3つの原因

⓵下剤の使いすぎ

下剤には、漢方で使われる大黄、アロエやセンナなどが配合されているものが多くこれらの成分が腸を刺激し、腸の運動を活発にするよう作用します。

これらの下剤は、大腸刺激性下剤(アントラキニン系)といって、市販薬の約70%を占めています。

最初の効き目は強いのですが、副作用として大腸の神経の機能を悪化させ、かえって便秘をひどくさせる場合があるので注意が必要です。

⓶過労やストレス

腸の働きは、ストレスの影響を受けやすいといわれています。

過労やストレスによって、自律神経のバランスが崩れると、腸の蠕動運動が低下し、便の水分が吸収され過ぎる・ねじれによるせき止めされてしまう・異常痙攣してしまうなど、が起こり、便を押し出すリズムが不規則になってしまいます。

⓷悪玉菌の繁殖

腸内で悪玉菌が増えて、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると、腸の働きが低下してしまいます。

これは、悪玉菌が作るインドールやスカトールなどの、有害物質が作用するからなのです。

これらの成分はいわゆる“便の臭い成分”善玉菌が多い腸内では、便の臭いがきつくなります。

また、便を硬く、黒くさせます。

腸内環境を整えることが大切です。

コロコロ硬いウンチを改善しよう!

腸の“スピード”と“リズム”を正常なものにするためには、腸内環境を整えることが必須です。

ビフィズス菌などの善玉菌・善玉菌のえさとなる乳酸菌・食物繊維を積極的に摂取していきましょう!

腸内環境を整える手助けをしてくれるのが、乳酸菌やビフィズス菌が含まれている、乳酸菌飲料や発酵食品です。

日々の食生活で、ヨーグルト、納豆、ぬか漬けで、善玉菌を取り入れましょう。

食物繊維には、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の2種類があり、コロコロ硬いウンチには、便を柔らかくする“水溶性食物繊維”を多く摂る必要があります。

どちらの食物繊維が含まれているかの食材の見分け方!

不溶性食物繊維は、加熱しなければ食べられない、水分の少ない食材に多く

水溶性食物繊維は、サラダなど生で食べられる、水分豊富な食材に多く含まれています。

りんご・にんじん・海藻類・こんにゃくなどに、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

下剤を常用しているという場合は、突然服用を止めると、自力で便を出すことができなくなる場合もあります。

下剤を少しずつ減らしながら、乳酸菌や食物繊維を積極的に継続して摂るようにして、腸内環境を整えていってください。

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